Sunday, July 19, 2009

電車で、コンニチハ

アレッサンドリアに向かう電車でであった家族。

おかあさんはアラビア語で話していて、
おとこの子(とちびっ子)は半分イタリア語で話していた。

好奇心旺盛な男の子、隣のボックスに座っていた若者が
タバコの箱をくるくる指でまわしているのをみて、
「やらせて!」とチャレンジしにいったり、
彼になぞなぞをどんどん出して、
「いまの簡単だったのにー!」とか言っている。

「プレイステーションもってる?ぼく持ってるよ」
「フランスいったことある?ぼくあるよ」
とおしゃべりは止まらない。

きっと私にも矛先が向けられるとどきどきしていたら、
やっぱり。
手にしていた本をみて、
「イタリア語勉強してるの?中国語読めるの?」

日本人だとわかると、
「すごーい!日本クールだよね!数字数えられる?」
と、カラテで習った数字を数えだした。(間違ってた)
せがまれて、最後には家族の似顔絵を描いてあげた。
「これ、きっと高いんだろうね!」
なんて、かわいいじゃない。

イタリアに来て3年だそう。
さすが子供、すっかりイタリア語をマスターしている。

お母さんは32歳。
息子たちはアラブ語は話せるけど書けないそう。

道中3時間の半分はおしゃべりして過ごし、
同じ駅で降りた。
こんな出会いも電車は楽しい。

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