Sunday, November 15, 2009

アレッサンドリアから北へ60キロ、
人口200人少々の小さな村に
ケータリングのお手伝い。


依頼主は、ジュエリーデザイナーのフランチェスカ・ヴィッラ
夏のヴァカンス前に私の作品を
レストラン ラ・フェルマータで見て、
今度コラボしようとコンタクトをしてくれたのが
知り合ったきっかけ。

今日は、ラ・フェルマータのパティシエ
&個人でケータリングをしているテツの手伝いに。

小高い丘の上の黄色い家は、3棟を改装して統合した
広~~い家。
食器はエルメスが数え切れないほど、
カトラリーや銀器はブルガリと自社のものがずらりの
ため息もの。

今回は夫婦家族とその両親の家族ランチ。
あいにく客間近くのキッチンの調子が悪く、
2階上のファミリー用キッチンを使うことになり、
サービス担当の私は階段を何往復もすることに。。

それに、せっかく仕込んだ手打ちのパッパルデッレと
キロ70ユーロのエビを忘れてきたというではないか!
ガーン・・・
チェックリスト作ってあげればよかった・・・

無いものはない。
気を取り直して本日のメニュー:

豚足いり肉だんご、フォアグラ、キノコのココット煮

コブ〆した魚のタルタル、ワサビクリーム添え


根セロリのクリームと柿のスープにのせたヤギのフレッシュチーズ

軽く火を入れたサーモン、ポーチドエッグ添え


カモのラグーのスパゲッティ


魚のカルトッチョ(紙包み焼き)


パルミジャーノのクレーム・カタラーノ
りんごのタルト
ヘーゼルナッツのロールケーキ、ほかデザートビュッフェ


結果よければすべてよし。
おかげ大好評、次回の予約もされた。


よくあるビュッフェ式でない、レストランスタイルのケータリングは
実際稼ぎにはならない。
今回も儲けはほとんどナシ。

シェフは大変だし筋肉痛は残るけど、
ステキなお宅にお邪魔でき、
ステキな家族に出会え、
賛辞まで送られるんだから、
満足感は高い。
(ね、シェフ?)

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