のどかな田園風景のなか、
そびえ立つ灰色の岩山が見えてくると、
にわかに気分が盛り上がる。

Montserrat(モンセラット)とは、「のこぎり山」の意味。
ガウディーをはじめ多くの芸術家たちをインスパイアした
標高1235メートルのこの山の中腹に、
ベネディクト会の修道院がある。
そこまで、ケーブルカーで約5分。

絶景!

ナポレオンの侵略やスペイン内戦などで幾度も破壊された
この修道院、
付属の大聖堂には、ラ・モレネータと呼ばれる黒いマリア像がある。

12世紀のもので、侵略や内戦時にも守り続けられ、
カタルーニャ語が禁圧された時代にも、
黒いマリアの前でカタルーニャ語による祭儀を続けていたとか。
古くからキリスト教の聖地とされ、
ラ・モレネータを拝みにスペイン全土から巡礼者が訪れる。
この大聖堂、すごく凝っている。
柱や備品の彫刻やあたり一面に施されているモザイクは
かなりの見ごたえ。
燭台(?)の細工もすごい。

ひとつひとつデザインが異なり、
ずっと見ていて飽きない。
ここでラ・モレネータのほかに有名なのが、
13世紀から引き継がれている少年合唱団。
ほぼ毎日聴くことができる。
今回は夏休み中だったけれど、
いつか聞きにきてみたい。
モンセラットは自然公園になっていて、
頂上まで上れば眼下に修道院とユニークな岩々、
晴天ならピレネー山脈から地中海までのパノラマが楽しめるとか。
バルセロナを訪れたら、また必ず訪れたい場所。
>> Montserrat

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